巨人の音

巨人、内田浩誠さんの生音を拝聴したのは、最初で最後の2017年5月でした。

軽く11度もリーチがある大きな手のひらから生まれるその音色は、ライブ会場の空間を飛び超える音階のダイナミックさ、ピアノの木のボディーから伝わる温もり、弦にハンマーが触れる瞬間の優しさ、これらが音のハーモニーとともに鳴り響くアートそのものでした。

ライブ会場で売り切れたので、自宅まで送ってくださったこのCD、ずっと大切にしようと思います。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。